理念

 設立母体は、スペインを発祥地とし、世界の各地に広がるカトリック・メルセス宣教修道女会です。この修道会の歴史は古く、13世紀、聖ペトロ・ノラスコによって設立され、今世紀マドレ・マルガリタ修道女によって、宣教会に改められて今日に至るまで、常に社会の必要にこたえて貢献するための活動を続けてきました。日本における教育活動の場としてここ東京高円寺の地に、設立されたものです。 姉妹校は国内(萩・広島・日野)スペイン・メキシコなど、国内外各地にあります。

 『あなたがたは地の塩である。あなたがたは世の光である。』(マタイ5章)という聖書の言葉は、イエス・キリストの私たち人間への限りない期待と信頼を表しています。ただ一人の私に、神さまが何を期待し、どう生きることを望んでいらっしゃるかを、幼稚園生活の中で、園児一人ひとりの成長に合わせて見つけていけるようにしていきたいと考えています。 本園は、園児一人ひとりを、ご両親を通じて神さまから託されたかけがえのない存在としてお預かりいたします。園児たちが神さまの望まれる背丈まで立派に成長していくことが出来るように全力を尽くします。

沿革

1931年 2月光塩高等女学校設立認可
1931年 4月光塩高等女学校開校
1947年 4月光塩女子学院と改称 高等科・中等科・初等科を置く
1955年 5月光塩女子学院幼稚園開園
1965年 4月新園舎建築
1968年 4月光塩女子学院日野幼稚園開園
1978年 5月年少組園舎増築
2005年 2月 創立50周年 記念式典を挙行
2024年 4月 幼稚園名を光塩幼稚園へ変更

教育目標

 キリスト教的世界観を土台とした、自己に厳しく他人には優しい人間性を養い、校名の由来ともなる「世の光、地の塩として社会に貢献できる」人間形成を、幼児期から培うことを目的としています。 また、自主性に富み、正しい判断力、強い意志力、自己の行為に責任を持ち、しかも情緒豊かな感謝の心を持ち温かい円満な人間として育つよう、幼稚園と家庭が一体となって努力しています。

  • 日常生活の中でのけじめ、しつけを心がける。
  • 宗教・祈りを通して敬愛の心、感謝の心を、はぐくむ。
  • 世界的広い視野と自他に対しての理解を深めるため、”愛と奉仕”の実践の機会を持つ。